コンプライアンスポリシー
-
1.方針の策定と公表について
いちよしビジネスサービス株式会社(以下「当社」といいます。)は、金融商品仲介業務に関し、お客様本位の業務運営を実現するための基本方針を公表し、定期的に見直しを行なうことで、より良い業務運営を実現して参ります。
「売れる商品でも、売らない信念。」については、こちらをご覧下さい。
当社は、いちよし証券株式会社(東証8624)の100%出資のグループ会社として設立されました。主として、(1)複合代理店業務 (2)不動産業務 (3)金融商品仲介業務の三つを事業の柱に据えております。
その中でも、当社の金融商品仲介業務においての業務運営は、グループ会社であるいちよし証券株式会社の基本理念に沿った運営を行っており、「複雑でお客様に説明することが困難であり、お客様も理解ができないような商品」や「あきらかに中長期の資産形成にはそぐわないような商品」等のお客様のためにならない商品を取り扱わないなど7つの原則を「いちよし基準」として実践しています。
当社は、最終受益者となる個人のお客様に対し、金融商品仲介業者として単に売れ筋の商品をお勧めするのではなく、まず、お客様のためにならない商品は除いた上で、本当にお客様のためになるものを厳選し、その中からお客様のニーズに合った商品をお勧めすることが、お客様本位の業務運営であると考えます。これからも、お客様に安心して末永く、何世代にもわたってお付き合いいただける会社を目指して取り組みます。 -
2.「お客様の最善の利益」を図るべく、誠実・公正に業務を行います
当社は、お客様に良質な商品やサービスをご提供し、お客様の最善の利益を図るため誠実・公正に業務を行います。
また、お客様に多様化・専門化した商品をわかりやすくご説明し、お客様のニーズに沿った金融商品やサービスを提供する事が、金融商品仲介業者としての役割であるということを、当社の企業文化として定着するように努めています。「いちよし基準」
「個人のお客様にお勧めしない商品」「お客様のご要望であってもお断りする商品」
- 公募仕組債は取り扱いません。
- 債券は高格付けのみとし、不適格債は取り扱いません。
- 私募ファンドを取り扱いません。
- 個別外国株は、勧誘しません。
- 投信運用会社は、信頼性と継続性で選びます。
- 先物・オプションは勧誘しません。
- FX(外為証拠金取引)は取り扱いません。
当社では、過去の経験をもとに、「複雑でお客様に説明することが困難であり、お客様も理解できないような商品」や「あきらかに中長期の資産形成にはそぐわないような商品」は、どんな売れ筋商品であっても販売・推奨しないという方針を決定し、取り扱わないことにしています。
「いちよし基準」の詳細については、こちらをご覧下さい。企業文化の定着に向けて
当社は、お客様本位の姿勢をより徹底するため「いちよしグループクレド」を基本としています。 この「いちよしグループクレド」とは、全役職員の共通の価値観の源です。「経営理念」をはじめ、「経営目標」、それを実現するための「行動指針」であり、全役職員の拠りどころとなるバイブルです。
「いちよしグループクレド」
経営理念
「お客様に信頼され、選ばれる企業であり続ける」
当社は、常にお客様の立場に立ち、お客様のニーズに合った質の良いサービス、情報や商品を誠実に提供し当社を信頼して資産運用のアドバイザーとして選んでいただけるよう尽力していきます。そして、「安心」して末永く、何世代にもわたってお付き合いいただける会社を目指して参ります。経営目標
「金融・証券界のブランド・ブティックハウス」
当社は、単に会社の規模の拡大を目指すのではなく、当社ならではの特色を深めお客様のお役に立てる金融・証券界のブランド・ブティックハウスを目指しています。行動指針
「感謝・誠実・勇気・迅速・継続」 「Long Term Good Relation」
当社の役職員は、常にお客様の立場に立ち、お客様のニーズに応えるために、「感謝・誠実・勇気・迅速・継続」を念頭において行動することを目指しています。「社員のために」
社員の個性を尊重し人材の育成に努める
「お客様のために」
一人、一人の『いちばん』でありたい
「株主のために」
持続的な業績向上を図り企業価値の増大に努める
「社会のために」
金融・証券市場の担い手として社会の発展に貢献する
いちよしグループのロゴ
当社の社章とロゴのシンボル・ストライプは、「いちよしグループクレド」の経営理念や経営目標の実現に向けてのシンボルです。お客様それぞれのご要望やご相談に対してお役に立つことで「安心」「信頼」していただき、『お客様、一人、一人の「いちばん」』になり、末永くお付き合いいただける企業でありたいという、私たちの志と思いの象徴です。
「いちよしグループのロゴ」については、こちらをご覧下さい。 -
3.「お客様の利益を損なわないため」に利益相反を適切に管理します
当社は、お客様の利益を損なわないために、利益相反行為を排除いたします。利益相反を管理する部署は、各部署との情報交換を定期的に行い、お客様との利益相反の可能性を把握し適切に管理します。
当社は、お客様の利益を第一に考え、取引にあたっては、法令のみならず「いちよし基準」を実践することにより、お客様本位の営業姿勢を貫いております。お客様の利益を損なう利益相反の可能性についても細心の注意を払い排除いたします。当社は、グループにとらわれず、金融商品をお客様にご提供して参ります。自社グループの商品を優先的に選別するのではなく、様々な商品からお客様の利益を第一に考え選定しており、自社グループ商品の場合は、他社商品などと十分な比較を行い、利益相反行為が行われていないかを厳密に管理します。当社グループ会社である「いちよし証券」「いちよし経済研究所」「いちよしアセットマネジメント」「いちよしビジネスサービス」との取引において、いちよし証券グループ各社の管理部門はコンプライアンスの観点から、財務部門は財務や会計の観点から、内部監査部門は監査の観点から常に牽制機能を働かせ十分な管理を行っております。又、関連会社社長が定期的に集まり、幅広い情報収集を行うなど細心の注意を払い、適切な管理を行う体制としております。 -
4.「お客様にご負担いただく手数料」を明確化します
手数料については、「注文執行コスト」「運用期待値」「アフターフォロー」「サービス」の内容と比較して、合理的なものであることが重要と考えています。その上で、実質的なコストを総合的に勘案し、合理的な水準を決定し手数料をいただいており、さらにこれをお客様にわかりやすくご説明しています。当社が商品提供会社から手数料を受け取る商品の場合には、その手数料についてもご説明いたします。
お客様にご負担いただく手数料は、商品の販売や契約を締結する際に、お渡しする契約締結前交付書面や目論見書、当該商品の説明用資料、提案書、設計書等に記載し、交付の際にご説明させていただきます。 -
5.「重要な情報」をわかりやすくご説明します
当社は、お客様に対して販売・推奨する商品やサービスについて、適切な投資判断をしていただく為に「リスク度」「運用期待値」「手数料」等、重要な情報について商品毎に説明いたします。その際には、お客様の「取引経験」「知識」「ご資産の状況」「ニーズやご意向」といった適合性を十分に考慮し、わかりやすくご説明します。
-
6.「お客様にふさわしい」商品やサービスをご提供します
当社は、「お客様に信頼され、選ばれる企業であり続ける」という「経営理念」を掲げています。そのために、常にお客様の立場に立ち、投資方針、投資目的、投資経験等やライフプランを踏まえてお客様にふさわしい商品やサービスの提供に努めて参ります。
当社は、金融商品の販売等に関する法律に基づき「勧誘方針」を制定・公表しています。「お客様を知る」ために必要な事項をお伺いします
お客様には、資産アドバイザーからまず11項目の重要な項目を含むご質問をさせていただきます。基本的な属性項目に加え、お客様のご意向、投資の目的、ライフプランをお伺いするものです。資産アドバイザーが深く「お客様を知る」ことにより、お客様にとってふさわしい商品やサービスを提供できるよう取り組んでいます。11項目全てについてお聞きできていない場合は、システム上受注できない仕組みになっています。
「お客様にふさわしい商品やサービス」をご提供します
当社では投資のご提案前に、必ずお客様のご意向などの情報を再確認し、商品やサービスがお客様にふさわしいものであるかを精査することとしています。当社では、商品ごとに「リスクレベル」を設定しており、勧誘の際の客観的な判断に役立てています。
「勧誘方針」については、こちらをご覧下さい。
ご高齢のお客様や投資経験の浅いお客様については、「リスクレベル」により、お客様からのご要望があった場合でも勧誘を禁止としている商品や、勧誘にあたり留意すべき商品を設けています。勧誘にあたり留意すべき商品をご紹介する場合には、事前に社内において、個別のお客様属性の確認等を慎重に行い管理部門の承認を経てからご提案させていただきます。 -
7.「お客様本位の業務運営」の職員に対する適切な動機付け
当社は、お客様本位の取り組みを継続的に実施し、その実効性を確保するため、職員に対し動機付けをするための取り組みを行っています。
コンプライアンスは、競争力の源泉
当社では、「コンプライアンスは、競争力の源泉」であるという考えのもと、コンプライアンスの遵守に向け取り組んでいます。
コンプライアンス会議
当社では、グループ会社のいちよし証券株式会社の管理部門とコンプライアンスに関する事項をテーマに「コンプライアンス会議(月1回)」を開催し、コンプライアンスに関する情報の共有を行っています。
研修について
当社では、常にお客様の立場に立ち、まごころを込めてアドバイスを行うため社内研修等の充実に努めています。特にコンプライアンスに関する研修については、力を入れ毎月行っています。
「働きやすい・やりがいのある職場」作りについて
当社では、現在「働きやすい・やりがいのある職場」作りを経営の課題として取り組んでいます。これは、お客様と接する職員が、会社に満足していなければ、お客様に真の満足をご提供することは出来ないと考え、仕事に意欲的に取り組むために、環境を整備するとともに仕事そのもののやり方や人事制度を見直し、職員満足度を高めることが必要と考えています。「有給休暇取得の促進」や、「勤続年数による特別休暇(賞休暇)日数等の拡大」「傷病時のサポートとして、特別休暇積立制度の導入」等、改善し実行しています。
また、組織内のコミュニケーションの促進のため社内旅行補助金制度などの福利厚生の充実によるやりがいの創造に取り組んでいます。